Speak Lark

「はっきり言ってくれないとわからない」「その言葉では伝わらない」「何考えているのかわからない」

こんなセリフを言われたことが非常に多いこの私。要らんことは喋るが肝心なことは上手に喋れないこの性格は生まれつきで、この年齢になっても口喧嘩や説得の類が非常に苦手だ。あれこれ言われようものならすぐに癇癪を起こしそうになり、その度に「大人やからキレたらあかん」と我慢。おかげで無用なストレスを抱えて生きている。人格が萎縮してしまったことを感じるここ最近である。

ラジオ番組で喋ったり他の場面でもお話しさせていただく機会を他人様よりも多いのでなかなか理解してもらえないが、私の喋りなど所詮お出かけファッションだ。人と話したり美味しいものを食べてストレス解消や気分転換をする人が多い中、私はそこに換気を見出すことが不可能なのだ。また、こういう性格を周囲に悟られるのが嫌で、感情の起伏を出さないように生活するようになってからより一層拍車がかかってしまった。

唯一感情を解放できる時間、ドラムを演奏している時。楽曲に入り込み、そこに自身の歴史や感情、経験等全てを投影し昇華して叩く。言葉にできない心の部分を表に出すことができる、私にとっては最大のプレッシャーを感じると同時に最大の恍惚感を得られる瞬間でもある。手首を痛めて以来若い頃の様なメカニクスで叩くことができなくなったり、また感情の起伏を抑えた生活をしていたり、これらの影響がバンドアンサンブルや歌の表現にどう関わってくるのか?

年齢を重ねると渋みを帯びてくると言われる音楽の演奏。特に私の様な歌詞を読みながら叩くタイプのドラム奏者はよりその影響が大きのではないだろうか。

言葉より、語るもの・・・・歌モノのバンドで久々に演奏してみたいなと思う今日この頃である。

ほなまた・・・・